どうしてあの子が笑ってんの
愛しの灰被り
踊っているのは私なの
邪魔しないで

ねえ返して返して
背負い込んだ非も
泣いてないで
逃げ場ないの
ねえ愛して愛して
赤に染まる指先に

逸らした澄んだ瞳に照らされて
咲いた痣もいつか
震えた声、決して解けやしない
ガラスの魔法だ
不安定でも
気づいていたの
愛していたわ
最低でしょ
分かっていたの
灰濡らして


安易な救いを呪ってんの
裸足のままでいて
飾った唇は誰かに
奪わないで

ねえ返して返して
蔑んだ日も
どうしてどうして
また笑うの
ねえ愛して愛して
君がくれた傷跡も

垂らした歪んだ奇跡に
火を着けた
灰はただの夢か
砕けた靴 戻りはしない日々
読みあげて
私を

ねえ返して返して
背負い込んだ非も
泣いてないで
逃げ場ないの
ねえ愛して愛して
赤に染まる指先に

逸らした澄んだ瞳に照らされて
咲いた痣もいつか
震えた声、決して解けやしない
ガラスの魔法だ

不安定でも
気づいていたの
愛していたわ
最低でしょ

分かっていたの
灰濡らして
恨んでいるの
笑っていてよ
愛しているわ
滑稽でしょ
去っていくの
愛濡らして